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本年度予算についてのご質問

  • 緑会
  • 2024年7月17日
  • 読了時間: 4分



下記の通り、本年度の予算についていくつかのご質問がございましたのでHPで回答させていただきます。



■質問

「働き方改革対応助成費」はなぜ今年から計上されたのですか?

■回答

2019年度より働き方改革関連法が施行され、先生方はこれまでのように授業や学校行事、部活動指導など長時間に渡って様々な業務を行う事は出来なくなりました。

学校では7年前から先生方の働き方改革に着手し取り組み、業務の見直しを進めながら、教員業務支援員、部活動指導員、部活動コーチなどを導入して段階的に対応してきているそうですが、まだまだ不十分なところがあるとのことです。

これらの事象は、一般的な企業が抱える昨今の社会的問題と同じなのですが、「教師」という職業に対する多くの保護者からの思いは、法律ができたから生徒にかかわる時間が減っていいと簡単に割り切れるではなく、過年度まで先生方が直接対応していただいていた生徒への直接的・間接的ケアが、「働き方改革」の名のもとに急進的になくなることを危惧する保護者が多いことも事実です。

この問題は、保護者が「教師」という職業は「一般の会社員」とは異なるものであるという「親の世代の教師像」的な考え方を持っていることに加え、「働き方改革」の法律自体の問題もはらんでおりますが、それら解決には一定の理解と安定運用までの時間がかかるものであるということは誰もが認めるところだと思います。

また、一般企業で起きている問題同様、「働き方改革」で一般の教職員の稼働時間が減った分、管理職の負担が増えるという新たな問題が学校内で起きていることもあり、これらすべては最終的には生徒へ跳ね返る問題であると認識しておりますので、緑会本部としても生徒の活動支援という観点から、部活動指導員やコーチの人件費や、指導者総合保険含め、先生が生徒のために対応できなくなった時間を補填するための費用として早急に対応するために本年度より計上が必要だと判断いたしました。

また、単に追加で予算計上したものではなく、学校助成費の中でも「部活動助成費」を削ってでも「働き方改革対応助成費」を計上してほしいとの声も先生から上がりましたので、昨年より「部活動助成費」50万円を減額し、「働き方改革対応助成費」に付け替えをしております。

また、「教育助成費」の中でも使途目的を共有するものを考慮し、「教育助成費」から30万円を減額し「働き方改革対応助成費」に付け替えております。従いまして、新たに確保した額は80万円となり、これらは緑会がボランティアベースで活動することになったことによる予算の見直しにより捻出しております。

保護者および教職員、学校の願うところは、「生徒の学校生活が充実すること」で合致するところですので、これらの阻害要因を緑会からの予算でカバーすることが当該費用計上の目的になります。




■質問

 40周年行事関連費についてご教授ください。

■回答

40周年行事費用は毎年積み立てている周年記念のための積立金より支出され、学校では11月18日に40周年記念式典を実施いたしますので、その際の費用として一部使用されます。

具体的には式典の際に全生徒に配付する40周年記念品(生徒たちが考案しデザインしたもの)の費用となります。

その他、40周年の記念行事を考える委員会(周年行事委員会)が緑会の会則で規定されており、その委員会で企画される内容にも使用されます。

また、40周年記念で年度末工事予定の食堂リニューアルにおいても、昨年度より保護者がボランティア活動でたびたび使用することや、学年ごとの保護者の集まりにも活用されていることも踏まえ、現状の生徒の食事の場所以外の用途でも使用しやすくするために、そのための備品購入等も考えております。




■質問

委員会活動費は、委員会活動費ではなく、40周年行事関連費用から捻出しない理由をご教授ください

■回答

「委員会活動費」とは毎年設置される予定の「実行委員会」の予算であり、臨時に設置される「周年行事特別委員会」の予算は別建てとなっています。

これらの内容は、会則や毎年の予算案にて規定されておりますので再度ご確認いただければご理解いただけると思います。

※「周年行事特別委員会」の費用は毎年積み立てられております。




■質問

学校委託費の具体的な内容をご教授ください

■回答

予算案に具体的内容や月額も明示しておりますので再度ご確認ください。

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