UPAA加盟大学である「イーストアングリア大学」のレイコック教授が来校し、本校生徒に向けた特別講義をおこないました。
講義テーマは「大学で学ぶコンピューティング・サイエンス」で、進路部がいくつも主催している「専攻を考えるシリーズ」のLIVE版となりました。
講演をされたレイコック教授は、イーストアングリア大学コンピューティング・サイエンス学部のコンピュータ・グラフィックスの教授であり、UEAのサイエンス学部の入試担当副学部長でもあります。コンピューターグラフィックスと上級プログラミングを教えると同時に、分子グラフィックス、VR、リアルタイムレンダリングなどの研究にも従事しています。
講義は全て英語で行われ、みんなわかるのか心配でしたが、高校1年生も「ほぼ分かった」というハイレベルの生徒たち。
さらに驚いたのが、参加者の半数が女子生徒で、ジェンダーレスの現代を如実に表わしていました。
講義の内容は、主に大学の説明やGPU(コンピューティングの中で主にグラフィックをつかさどる画像の処理装置)がどのように演算するかなど、少し専門的な領域にまで踏み込んでいました。
コンピューティングの専門的な話をする外国人教授に対し、生徒たちも英語で質問しており、バカロレア(IB)校のような雰囲気を感じました。
このような、大学に入ってから、または社会人になってからの具体的な情報インプットをすることにより、学校で勉強している内容がどのように実社会とつながっているのかを理解することや、文理選択や大学選びにも非常に有効であることはいうまでもなく、早い学年からそれを意識付けしていく神大附属の教育を改めて実感しました。